試算表
試算表(しさんひょう)は、すべての勘定科目の残高を一覧にした表です。
資産・負債・資本・収益・費用の全体像が一目でわかります。
💡 試算表って何?
試算表は、すべての勘定科目の残高をまとめた一覧表です。
総勘定元帳の各科目の残高を集めて、1枚の表にしたものと考えてください。
試算表の役割
・仕訳の入力ミスを見つける(借方合計=貸方合計になっているか)
・各科目の残高を一目で確認できる
・損益計算書・貸借対照表を作る前の確認
・月次の業績を把握する
📝 試算表の例(簡略版)
| 科目 | 借方残高 | 貸方残高 |
|---|---|---|
| 現金 | 50,000 | |
| 普通預金 | 1,000,000 | |
| 売掛金 | 200,000 | |
| 買掛金 | 100,000 | |
| 売上高 | 3,000,000 | |
| 仕入高 | 1,500,000 | |
| 合計 | 5,500,000 | 5,500,000 |
※ 借方合計と貸方合計が一致していればOK
📖 試算表を表示する
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「試算表」画面を開く
画面上部のメニューから「帳票・報告」→「試算表」を選びます。
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表示条件を選ぶ
以下の条件を設定できます:
- 会計年度:表示したい年度を選ぶ
- 基準日:その日時点の残高を表示(省略時は年度末時点)
-
「表示」ボタンを押す
条件を設定したら「表示」ボタンを押します。
試算表が表示されます。
📋 試算表の表示項目
試算表には、各科目について以下の4項目が表示されます:
借方金額・貸方金額:会計年度開始日から基準日までの期間中の取引合計
借方残高・貸方残高:期首残高に期中の取引を加減算した、基準日時点の残高
残高がゼロの科目は表示されません
期首残高・期中の借方合計・貸方合計がすべてゼロの科目は、一覧に自動的に表示されません。
🗂 補助科目対応の科目は内訳も表示されます
水道光熱費(603)・通信費(605)・地代家賃(619)など、補助科目に対応した科目に補助科目が登録されている場合、
科目行の下に「└ 603-001 電気」のように補助科目ごとの借方・貸方金額が内訳として表示されます。
補助科目には期首残高の概念が無いため、内訳は期中の合計金額のみです。
👀 試算表の見方
チェックポイント
1️⃣ 借方合計=貸方合計になっているか
試算表の一番下の行で、借方合計と貸方合計が一致しているか確認します。
一致していない場合は、入力ミスがあります。
2️⃣ 現金・預金の残高は正しいか
現金の残高が、実際に手元にある現金と一致しているか。
普通預金の残高が、通帳の残高と一致しているか。
3️⃣ マイナスになってはいけない科目
以下の科目がマイナス(逆側に残高)になっていたら要注意:
・現金(マイナスは通常ありえない)
・売掛金、買掛金(本来と逆になっている可能性)
4️⃣ 異常な金額はないか
明らかに大きすぎる金額、小さすぎる金額がないか確認します。
桁を間違えて入力していることがあります。
📅 月次試算表で業績を把握
毎月、試算表を作成すると、業績の推移がわかります。
月次試算表を見ることで、早めに問題に気づくことができます。
月次で確認したいポイント
- 売上高:先月と比べて増えているか、減っているか。
- 経費:異常に多い月がないか。
- 現金・預金:残高は十分か。
- 売掛金・買掛金:増え続けていないか。
- 利益:黒字を維持できているか。
毎月15日に試算表を作る習慣
おすすめは、毎月15日に前月の試算表を確認することです。
例:2月15日に、1月分の試算表をチェック
この習慣をつけると、経営状況を早めに把握できて、
年度末の決算作業もスムーズになります。
❓ よくある質問
答え:どこかに入力ミスがあります。
以下を確認してください:
・借方と貸方の金額が同じ仕訳を入力しているか
・複合仕訳で、借方合計=貸方合計になっているか
・金額を入力し忘れていないか
「データ入力」→「仕訳」で、最近入力した仕訳をチェックしましょう。
答え:法律上の義務はありませんが、作成をおすすめします。
試算表は、仕訳帳や総勘定元帳と違って、
法律で保管が義務付けられているわけではありません。
ただし、自分の経営状況を把握するため、
税務調査で説明するために、作成しておくことを強くおすすめします。
答え:初期残高が表示されます。
期首(1月1日など)の試算表を表示すると、
初期残高として設定した金額が表示されます。
これが前年度からの繰越金額になります。
答え:いいえ、自動的に非表示になります。
期首残高・期中の借方合計・貸方合計がすべてゼロの科目は、試算表に自動的に表示されません。
表示・非表示を切り替える設定はありません。